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NO.29

 

タイトル:夏期研修報告-BELC

担当者:白井春人・根岸純

テーマ:研修

キーワード:BELC

 


Péka

Pédagogieを考える会 NEWSLETTER 29

Ie 20 nov. 1994

■例会報告

 夏期研修報告一BELC (白井春人さん・根岸純さん)

 ついこの間まで暑かったのが急に寒くなってきて、お風邪を召しておいでの方も多いのではと存じますが、いかがお過ごしでしょうか。ただ今、秋学期の真っ最中で、学会にjournée pédagogiqueの準備にと、忙しく日々を送っていらっしゃる方もあるでしょう。

 さて、秋期第一回目のペカの例会(1O1)では、昨年、志賀高原での夏期研修に参加し、文部省からフランスヘ研修に派遣された方達の中から、白井さんと根岸さんが研修報告をして下さいました。前年までとは異なり、今年の派遣先はBELCでした。

 政治と教育の関わり(?)を身をもって体験された話(内閣総辞職→予算承認の遅れ→派遣決定の大幅な遅れ)に身につまされたり、BELCでの研修開始前にパリで無料で(!)社会研修があり、ルーヴルやマレー地区などよく知ってはいるものの、ガイドの詳しい説明を聞くまたとない機会があったと聞いてうらやましくなったりしました。なお、BELCでの研修が終わって8月に入ってから、CIEPにおいて報告会がもたれたそうです。

 ところでBELCでの研修は77日?29日までで、前期と後期8日ずつに分かれて、2時間の授業が一日4コマあり、前・後期通しの0ption(5つから選ぶ)の他,実に68のモジュールが選択肢としてあったとか。47名の講師陣を擁し、51ケ国から323(フランス人104名、日本人20)が受講したそうです。

 白井さんがとったoption(Langue et créativité)3グループに分かれ、それぞれに講師1名がつくのですが、講師による当たりはずれあったそうです。根岸さんの出たoption(Texte et la lecture)は全くの講義で、ワークショップのようなものはほとんどなかったとか。また、白井さんが参加したatelier théâtreでは、最後に上演をしたとかで、白井さんがどんな演技を見せたの、興味津々といったところです。

(S.S.)

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 EDFJ4号投稿募集

 ただ今EDFJ4号の発行準備を進めています。今号から投稿を募ることになりました。時間の余裕は多くありませんが、奮って(?)ご応募下さい。要領は下記の通りです。

(S.S.)

一投稿規定

1.研究分野:フランス語教育およびそれと密接な関連を有する分野。

2.種別  :1 論文  2 研究ノート   3 書評

3.使用言語:日本語およびフランス語。ただし、書評は日本語を原則とする。

4.分量  :いずれも36X30行で、1および215枚以内、34枚以内とする。

5.要旨  :12については、本文が日本語のときのみフランス語でレジュメをつける。それ以外は不要。

6.採否  :編集委員会は,査読者の意見を参考にして、採否を決定する。なお、採用の条件として、執筆者に加筆修正を求めることがある。

執筆を希望する方は、1220日までに下記に連絡し、申し込んだ上、執筆要項を請求して下さい。

 小石悟一 tél 03 3946 1784

 田中幸子 tél 03 3238 3742

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 カンパについて

 夏休み中にカンパしてくださった方々、ありがとうございました。相次ぐ入金通知に、「やはり普段は郵便局に行く暇などないのね」と思いました。Pékaのカンパは、ちょっとめんどうながら手数料のやすい郵便口座で受け付けています。口座番号は次頁のとおりですが、今回より表題部分に毎回記載することになりました。また、例会で直接受け付けてもいます。よろしくお願いします。

  口座 番号:00120-1-764679

  加入者名:PEKA(処理の都合上大文字accentなしで)

(会計係 鵜澤)

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 アンケート結果報告

 遅くなりましたが,先般実施致しましたアンケートの結果を簡単にご報告致します。102名の方にアンケート用紙をお送りして締切りまでに60名の方から回答をいただきました(回答率58.2%)。ご協力ありがとうございました。1O1日の例会で結果を見ながらの話合いを行ったことは行ったのですが、時間不足と資料の不備により残念ながら突っ込んだ話にはなりませんでした(なお、次項「NewsLetterの送付について」も御参照下さい)(H.N.)

アンケート結果

      回答

 

意見

回答数

O.ニューズレター a.希望する  

54

  b.希望しない  

3

  無回答  

3

1.研究会のテーマについて a.あまり面白くない  

1

  b.もっと理論的なものがいい  

6

  c.今のままでいい 実践中心がよい(1)、自由な感じがよい(1)、面白い(2)、二一ズに答えている(1)

50

  d.もっと多様なテーマを もっと広範囲に(例えば文学や歴史からペダゴジーを考察するとか)(1)、入試の問題点(1)、学生の多い第二外国語をどう考えるか(1)

3

  e.その他 シンポジウム(1)、ゼミ形式(文献を持ち寄る)(1)、新しい教材・方法の紹介・議論(1)

3

  無回答  

1

2.参加できない主な理由 a.忙しい 他の学会、例会、会合、勤務先の行事などと重なる(5)

32

  b.曜日と時間帯が都合が悪い 学校が休みの第二土曜日希望(1)、個人的事情(1)

19

  c.遠い 日程がわかるのが遅い(1)、あまり出られないので馴染まないのではと不安(1)

11

  d.テーマに興味がない  

1

  e.発表・進行の仕方が悪い  

0

  f.会の雰囲気が自分に馴染まない 週末は教育について考えたくない(1)

1

  g.その他 育児のため(1)、家の都合(1)、出不精(1)、例会後は焼肉以外希望(1)、参加している(3)

13

  無回答  

3

3.ニューズレターの内容 a.適当 雰囲気が伝わってきてよい(1)、もっと早く送ってほしい(2)

57

  b.改善の余地あり 情報量をやせ(1) 、文体(仲間受けするような)を変えた方がよい(1)

2

  無回答  

1

4.ニューズレターの名前 a.Pékahiles  

16

  b.Impékables  

20

  c.その他 今のままでよい(5)、もっと無難な名前を(2)、日本語名を(1)Nouve11es (l)Les Pécains(1)Péka(1)Impéka(1)

12

  無回答  

12

5.EDFJ入手 a.1  

34

  b.2  

35

  c.3  

28

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 NewsLetterの送付について

 先般アンケートを実施した目的の一つに、NewsLetterはどの程度読まれているのだろうかという疑問を解消するということがありました。無論これにはNewsLetterの内容改善という意味もありましたが、それと同時に、財政状態の苦しい中で読まれないものを送るのは無駄遣いではないか、という思いがあったわけです。というわけでアンケートには「今後もNewsLetterの送付を希望するかどうか」という問いも設けました。それにもかかわらず回答を送り返してくださらなかった方々がいらっしゃるので、その方々はPékaはともかく(?),NewsLetterにはまったく興味を抱いていないのだと判断せざるを得ませんでした。そこで前号(28)は送付を希望すると回答なさった方だけに送らせていただきました。

 しかし、101日の例会でアンケートについて話し合った結果,うっかりしていた人もいるだろうし、「回答しない人にはNewsletterを送らない」と明示していたわけでもないのだから、もう一度だけ送って皆さんからの反応を期待しようという事になりました。

 今回のことは我々の本意ではありません。財政的にどんなに苦しくても我々は希望する方にはNewsLetterを送り続けたいと思っています。今、2号振りのNewsLetterを手にしている皆さん、このような経緯を踏まえた上で、どのような形でも結構ですから是非継続の意志をお示しください。

(文責H.N)

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 忘年会のお知らせ

 すでに恒例となりましたが,今年も12月の例会後、忘年会を開くことになりました。昨年の異常な盛り上りに味をしめたのか今年も中華料理です。根岸純さんのご推薦の店で、すでに何人かは偵察ずみです(!)。いろいろ珍しい料理もあり、味も保証付きです。特にラーメン(シナそばという名前は気になりますが)の旨いこと…場所は四谷駅より徒歩約5(四谷駅の四谷口(上智大学とは反対側)を出て新宿通りの右に平行する新道通りを行く。新道通りが終わってからしばらくして右手)という交通至便の地。例会には来られなくても忘年会に出ない手はありません。ふるって御参加下さい。なお,忘年会のみ出席の方は125日までに田中幸子さんまで御連絡いただければ幸いです。

●日時:1210日 18h00?

●会場:こうや(中華料理店) 03 3351 1756

●会費:¥4,500

(H.N.)

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 次回について

 実はこの情報が間に合うかどうか心配なのですが、小石さんから、次回の内容は今度のJournée pédagogiqueで行う発表とまったく同じものなので、次回出席される方はJournée pédagogiqueでは別の発表を聴いてくださいとのお話がありました。

(H.N.)

 

 おわび

 前号の例会のお知らせで日程を誤ってお伝えしてしまいました。「101()」のかわりに「102()」と書いてしまったのです。もしかしたらご迷惑をおかけしたかも知れません。誠に申し訳ありませんでした。

(H.N.)

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次回のお知らせ

●日時:1210()14h30

●会場:上智大学四谷キャンパス7号館11階第2会議室

●テーマ:Lire les images(小石悟さん)

  なお、終了後忘年会が開催されます。詳しくはPéka Infoを御参照下さい。

 

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