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NO.21

 

タイトル:S-P表を使ったテストの評価

担当者:山崎吉朗

テーマ:構成、評価

キーワード:テスト、コンピュータ、S-P表

 


Péka NEWSLETTER No.21

le 15 septembre 1993

 

■例会報告

S-P表を使ったテストの評価

               (山崎吉朗さん)

 皆さん、夏のバカンスはいかがお過ごしになりましたか。仕事をしていた人・フランスに研修に行かれた人などなど、皆さん思い思いの夏休みを過ごされたことと思います。

 さて6月のペカの例会ではカリタス女子高校の山崎吉朗さんをお迎えして、「S-P表を使ったテストの評価」についてお話をしていただきました。

 最初に山崎さんから上智大学のパソコンルームの設備に関し、教師用のブースに生従が対面するような形の教室はパソコンを操作するためにしか役立たず、パソコンのデータを利用してディスカッションを行うには不都合だとの指摘があり,今後パソコンルームを設置するに当たってはパソコンを壁に沿って配置し、ディスカッションの出来るような空間を教室の中央に設けるべきだという意見が出され、今回の作業を通じてこの意見は確認されたことと思います。

 さてS-P表とはテストの問題(Problème)の正当率と生徒(student)の点数の相関関係を調べ、それにより1)テストを見直す(そのテストが実カテスト型・演習問題型・ドリル型のどれなのか)、2)学習者を見直す(不得意な事柄を知る、など)、3)授業そのものを見直す(授業で取り扱った事柄がどの程度理解されているのか)、などに活用することが出来ます。

 実際のS-P表の活用については、何人かの参加者が持ち寄ったテストの結果を入力し、その成果を確認することが出来たと思います。

 今後の問題としては,このS-P表で得られた成果をどのように授業に反映させるか、ということがあげられると思います。今後機会があれば入力して出来たデータをもとに議論を深めることが出来ればよいと思います。ところで、試験は何のためにやるのでしょうか、という実に根源的に問題も提出されたようです。

                                           (N.N.)

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■Péka Info

運営会議報告

 去る6月29日、飯田橋「ルノワ一ル」で運営会議を開きました。

 例会のときには話す暇のない雑多なことについて、数人が参加して話し合いました。そこでとりあえず決定したことについて、ご報告します。

 まず、この紙面を借りてお詫びしなければならないのは、この会議を行うにあたって、時間の関係もあり、ニューズレターを受け取ったりカンパをしていただいている方全貝に知らせることができなかったという点です。ご存じのように、ペカは「運営をオープンに」を旨としているので、運営会議は、やはりニューズレターで意見を募るとか、日時を知らせてどなたも暇があり意見があれば参加できるようにして行うのが筋でしょう。

 今回の議題は、@ニューズレターの名前をどうしよう? A予算の使い道 Bペカの封筒のこと C第4回フランス語赦育セミナーのこと、その他でした。

 @ニューズレターの名前について

  ニューズレターは、別に深い考えもなしに「ニューズレター」と呼ばれてきましたが、「フランス語の何か良い名前がないかしら?」という意見が盛り上がってきたので、次のような候補を決めて、あとは皆さんの人気投票によって決定することになりました。

  案1: PékaPHIES

  案2: ImPékables!

  案3: Pékables

名前が決まりましたら、また芸術的なロゴをデザインしてもらえるという「つて」があるのです。どれがいいか、はがきで田中幸子(〒102千代田区紀尾井町7-1上智大学外国話学部)まで投票してください。抽選で3名さまに、新しいロゴ入りのTシャツが……あたりません。(ロゴ入りのTシャツやウインドブレーカーをつくったらとうかという意見もありましたが……どこに着ていくのでしょうか???)

 A予算のつかいみちについて

  5月25日の例会で「言語聴覚論」について講演演をお願いした木村先生には、Pékaからささやかな「講演謝金」をさしあげましたが、今後こういった支出についてどのように扱うべきかということを話合いました。原則として、「フランス語教育に直接関わりのない場で仕事をしておられる方にお願いして講演やワークショップに協力いただいた場合には、その都度予算の許す常識的な範囲内で謝金をさしあげる」という方針を決めました。この点について、何かご意見があれば、会計の鵜澤さんまでお寄せください。

 つぎに、論集EDFJの郵送料について。「執筆者には5部ずつ配布」ということで、出来る限り例会の場での手渡しで配布しましたが、手渡しできなかった分については、5部まで書籍小包でPékaの予算から郵送料を負担することになりました。しかし、郵送料も、積み重なるとばかになりません。今後も皆さんのご協力をお願いします。

 これと関連して、予算の問題とは直接関係ありませんが、論集の配布部数について「共同執筆の場合には論文1本あたりの配布部数は15本を限度とする」ことに決定しました。もちろん、部数に余裕のある限り、希望者に郵送料自己負担で配布しています。

 ちなみに、第2号は、去る5月のAJPF理事会・総会で配布した他、執筆者全員に配布しましたが、まだまだ残部があります。希望者は、返信用封筒を田中まで送ってください。

 BPékaの封筒のこと

 これもいままで野池さんのご好意で学校の封筒を使っていましたが、転居先不明でPékaのニューズレターが学校へ戻ってきてしまうといった不都合があり、そろそろPéka専用の封筒をつくったらとうかということになりました。印刷費用をPékaの予算の中から支出します。

 C第4回フランス語教育セミナー

  Pékaの生まれるそもそものきっかけになった「フランス語教育セミナー」も、今年で第4回。秋からのオープニングに備え募集要項の発送の時期になりました。今回は、Pékaのメンバーの中から、要項の送り先に心当たりのある方々に協力をいただき、メーリングリストを充実する作業を行うことになりました。既に数人の方々からリストをいただき、発送を完了しましたが、秋からは来年以降も使うメーリングリストづくりの作業をさらに行う予定です。もし、「こういうところへも送ったらどうか」というアイデアのある方は、田中までお知らせください。また、この一連の発送とメーリングリストづくりの作業のためのアルバイトの人件費を、セミナー関係の預金としてフランス大使館文化部からPékaに託されたお金の中から支出することにしました。

 秋からのセミナーの演習部分の内容は、まだはっきりと決っていませんが、Pékaのメンバーにも日程の許す限りanimateursとして参加をお願いしたいと思います。どうぞご協力おねがいいたします。

                    (S.T.)

郵便振替口座開設

 仕事の都合などでなかなか例会に来られない方々から「カンパをしたいのだけど…」との問い合わせが何度もありましたので、口座を設けようということになっていましたが、この度やっと開設に漕ぎ着けました。手数料も御負担頂くことになりますので、銀行口座ではなくより手数料の安い郵便振替口座に致しました。口座番号は下記の通りです。なお、領収書は郵便局の受領証で替えさせていただきます。よろしくお願い致します。

■口座番号:東京2?764679

■口座名義(加入者名):PEKA

           (全部大文字でお書きください)

                                        (会計係K.U.)

次回の会場について

 諸般の事情から次の例会はいつもの上智大学ではなく暁星学園高校(同封地図参照)で行われます。同校白井さんの御尽力によるもので、終了後聖堂地下の食堂で茶話会(?!)(17:00-19:00、会費3千円)もできることになりました。楽しみですね。

                                        (連絡係H.N.)

次回のお知らせ

●日時:9月25日(土)14h30

●会場:暁星学園中学・高校校舎、2階第1LL教室

●テーマ:夏期stageの報告

●発表者:左合桜子さん他(BELC)

     鈴木文恵さん他(CAVILAM)

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