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NO.180

 

 

「DOCUMENTS AUTHENTIQUESの選びかた」

*2019年度年間テーマ:
「成長する教師」


11/02/2020

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     PEKA (ペダゴジーを考える会) News Letter no.180
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*PEKA活動資金カンパ口座
三菱東京UFJ銀行 板橋支店
普通3591136
名義:ペカタントウ ウザワケイコ

郵便振替口座
00120-1-764679
加入者名:PEKA

 

■□■ 次回例会のご案内 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
日時 : 2月22日(土)14:30〜17:30
会場 : 法政大学(市ヶ谷キャンパス)ボワソナードタワー25階 B会議室
http://www.hosei.ac.jp/campus/ichigaya/ichigaya.html

◆2月の例会テーマ : 「DOCUMENTS AUTHENTIQUESの選びかた」
12月の例会に続き(下記報告参照)DOCUMENTS AUTHENTIQUESについて考えます。
今回は、使いたいと思ったのにDIDACTISERできなかった経験談を出発点に、選びかたとDIDACTISERの方法について話し合おうと思います。
1つのDOCUMENTを使ってグループで教案を考える時間もつくります。
(丸尾リサ・姫田麻利子)

*会場最寄駅は、市ヶ谷駅、飯田橋駅、九段下駅です。 

1)市ヶ谷方面もしくは九段下駅からいらっしゃる方:
ボワソナードタワー(キャンパス内で一番高い26階建ての建物)に直結する入り口から入ってください。入口は三輪田学園と法政キャンパスの間の道を進んで頂きますとすぐ分かります。ボワソナードタワーに入り、青いエレベーターで25階に行ってください。
2)飯田橋方面からいらっしゃる方:
お濠沿いの道を進み、逓信病院前、外濠校舎前を過ぎた後、富士見ゲートから入ってください。正面の階段を上らず、右手に進みますと、ボワソナードタワー地下一階の「フォレストガーデン」という学食の入り口があります。中に入って少し進ますと、エレベーターホールがあります。青いエレベーターで25階に行ってください。

*どなたでもご参加いただけます。参加費は無料です。
*2019年度年間テーマ:「成長する教師」

■□■ 2019年度例会日程 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
メモをお願いします。

2020年2月8日。
いずれも土曜日の14時30分 〜 17時30分ですが、会場の都合により時間が変更になる可能性があります。
また、開催場所については,例会ごとに案内をご確認ください。

 

 

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■■■例会報告(12月例会)///////
======【2019/12/14 @明治大学 駿河台校舎 研究棟4階 第5会議室】
 12月の例会では、テーマに基づく発表やディスカッションのほかに、運営に関する事項の確認およびEDFJ29号の準備に関して話し合いました。

◆例会テーマ:「DOCUMENTS AUTHENTIQUES の使い方」(2019年度年間テーマ:「成長する教師」)

 まず、DOCUMENTS AUTHENTIQUES(以下DA)とはなにかという意見交換があった。
DICTIONNAIRE DE DIDACTIQUE(R.GALISSON/D.COSTE ; HACHETTE1976)からの抜粋(同書59ページ)も引用し、DAとは「学習目的とは関係なく存在する全ての資料」、つまり日常目に(耳に)する文章や絵、映像、音声、また私信や会話の録音などである事を確認した。
参考として、DAを使った教材JE LIS, TU LIS... ET J’ÉCRIS(M.CARTON, Y.NISHI ; 第三書房2003)とDOCUMENTS AUTHENTIQUES POUR LA CLASSE DE FRANÇAIS NIVEAU 1(A.DISSON ; 第三書房 1980)が紹介された。

 その後、参加者がDAを使って実施した授業を紹介した。使用されたDAは以下の物である。
PROGRAMME TELE, STYLES DES MEUBLES, MICHELIN GUIDE VERT, RECETTE(MOUSSAKA), LE PETIT PRINCE, CALENDELIER, PLAN DE PARIS, TOUR DE FRANCE, SITE PICARD, CARTE RESTAURANT/CAFE
使い方を大きく分けると、既習事項の応用、未習事項の発見、教科書の補足の3点が挙げられる。具体的には、語彙を増やす、文法を学ぶ、表現のバリエーションを知るなどの言語に直結した目的の活動と、情報を抽出する、自分の考えを述べる(意見交換をする)、文化的な知識を得るといった「言語+アルファ」の活動があった。
いずれの場合も、学習者の言語能力とその運用力を念頭に置いた複合的な目標が設定されていた。

 それぞれの発表を聞きながら、DAを使用する利点や準備の時点で心がけること、授業における注意点などについて意見が交わされた。
また、多くの参加者が自分のイメージした授業活動に合ったDAを見つける困難さについて言及した。これについては、ÇA M’INTERESSE(月間誌、ネット上にも)とCNEWS(フリーペーパー)が一助となると紹介された。

◆運営に関する事項の確認と意見
- 例会においては、最初に全体の流れ(プログラム)を決める。
- 例会のあり方としては、司会、コーディネーター、オーガナイザー、アニメーターなどの経験を参加者が平等に担当し、全員が発言する機会を持つことが望ましいという発言があった。
これに対して、「必ずしも全員が発言する必要はないのではないか、(例えば雰囲気に慣れるまでは)聞いているだけのほうが出席しやすい人もいるのではないか」という意見もあった。
- NLの書き方、及びそのネット掲載の管理者との連絡について話し合った。後者については、例会の3週間前までにNLの原稿を管理者に入稿することが求められた。それも含め、NL著述に関する事項をまとめた文章を用意することになった。

◆EDFJ29号の準備
- 教科書の書評をするかどうか、という問題について話し合った。教科書は「商品」としての側面が大きく、書評の対象にはしにくいというコンセンサスが得られた。
この結論に到るにあたり、教科書の著者や出版社と書評の著者との関係、また査読者の立場など、様々な角度からの考察があった。
- EDFJ編集は29号より加藤さんが担当になった。(加藤さん、お世話になります!余語さん、お疲れさまでした!)部数は200部とした。内容ごとに執筆者、査読者を募った。

 例会後は場所を変えて、例年通り忘年会が行われました。久しぶりに顔を合わせた人や数々の困難を乗り越えて会場に到着した人(!)もいて、話が弾みました。
(K.U)



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