Pékaトップページ       過去ニューズレターMENU    

 

NO.176

 

 

「教授法の歴史〜実践編〜」

*2019年度年間テーマ:
「成長する教師」


01/06/2019

┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏

     PEKA (ペダゴジーを考える会) News Letter no.176
┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏


*PEKA活動資金カンパ口座
三菱東京UFJ銀行 板橋支店
普通3591136
名義:ペカタントウ ウザワケイコ

郵便振替口座
00120-1-764679
加入者名:PEKA

 

■□■ 次回例会のご案内 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
2019年度年間テーマ「成長する教師」

6月の例会テーマ : 「教授法の歴史〜実践編〜」

スタージュ等で教授法について学びますが、実際に自分が受けた授業からはイメージしにくい場合があります。
それぞれの教授法を具体的に捉えるため、これを反映しているフランスで出版された教科書を使って行われた授業について考えます。
実際に授業をした方や授業を受けた方はぜひその様子を教えてください。
また、使用経験の如何にかかわらず、教科書をお持ちの方はご持参ください。

日時 : 6月15日(土)14:30〜17:30
会場 : 仲宿地域センター 2階 第2洋室 
(東京都板橋区氷川町 12-10 TEL 03-3963-1621)
http://www.machi-info.jp/machikado/itabashi_city/index.jsp?lon=139.710466&lat=35.750793&scale=2500&mode=27    
地下鉄都営三田線 板橋区役所前駅 徒歩8分 
(センター入り口を入ると左側に事務室がありますが、通り過ぎてそのまま2階に上がり、「第2洋室」を探してください。)

* どなたでもご参加いただけます。参加費は無料です。

■□■ 2019年度例会日程 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
メモをお願いします。

2019年4月20日、6月15日、9月14日、10月19日、12月14日、2020年2月8日。
いずれも土曜日の14時30分 〜 17時30分ですが、会場の都合により時間が変更になる可能性があります。
また、開催場所については,例会ごとに案内をご確認ください。

 

 

上へ

■■■例会報告////////////////////////////////////////////////////////////
======【2019/2/16 @お茶の水女子大学共通講義棟3号館1階105室】

======【2019/4/20 @明治大学 駿河台校舎 研究棟2階 第8会議室】

◇2019年度年間テーマ:「成長する教師」
◆例会テーマ:「教師個々人の学習」

新年度第一回の例会は、新しい顔、懐かしい顔、世代や経験も様々な参加者のもとに行われた。

自己紹介の折に竹内さんの本が紹介された。(竹内京子・木村琢也共著『楽しい音声学』くろしお出版;音声学の基礎をわかりやすく学べるようになっている力作だそうです。)

最初に例会の会場について情報を交換した。これまでのように毎回無料で使える会場を見つけるのは難しい、有料だとすればどのような可能性があるか、など、報告と紹介があった。緊急避難的に6月の例会会場は上記のようになった。

その後、例会のテーマに沿って話し合った。
まず、今回のテーマにおいて「学習」とは何を意味するのだろうかという議論がなされた。大きく分けて三つ、授業運営の方法、教師自身のフランス語力の向上、専門分野における研究が挙げられた。このうち、本例会では「フランス語を教える」という観点から、前者二つ(授業運営の方法とフランス語力の向上)について主に話し合った。

授業運営の方法について、教授法の変遷についての知識はあっても、それがどのように授業に反映していたのか具体的には把握していない、実際の授業がどのように行われたのか知りたい、という意見があった。更に、声の出し方や絵の描き方など、授業運営に必要な技術を学びたいという声もあった。これに対しては、各分野の専門家を講師として招聘する例会の可能性が検討された。
加えて、発達障害や身体的ハンディキャップを持つ学習者に対応するため、関連する書籍などを読んでいるといった例も紹介された。

教師自身のフランス語力の向上については、言語上の疑問を気軽に相談しやすい信頼できる同僚や友人を持つことが奨励された。また、フランス語力を伸ばすための具体的な案として、他の人が行っていることを真似してみること、自分の周りに自然なフランス語が存在する環境を作る(例えば、ラジオフランスを常に流しておく)こと、常に今のフランスに触れる(例えばフランスで出版された新しい教科書を読んでみる)ことなどが提案された。

本例会及び2月の例会での議論をふまえて、次回以降の例会で扱いたいテーマの提案は次のようになった :
「Writingの位置づけ」、「発音教育、どうしてる?」、「既修者クラス」、「自律/自立」、「長期休暇の宿題」、「考える授業」、「仏語を学ぶメリット」、「異文化間教育」、「教師間コラボ」、「中等教育特集」、「教授法の歴史〜実践編〜」、「専門家を招聘しての例会」。
このうち、次回例会のテーマを「教授法の歴史〜実践編〜」とすることとした。
(Y.S.)

--◆◇ 蛇足コラム  
鵜澤恵子 ◇◆---

自己紹介として「声が出なくなった話」をしたところ、細かく聞きたいという意見があり、長くなりそうだったのでNLに書くということにしました。

------------------------------
平素より声の健康には気をつけている。しかし、喉が弱いのも事実だ。学生のフランス語らしくない発音を真似して聞かせると彼らは(何故か)喜ぶが、声はすぐに枯れる。
今回の災難はそもそも昨年12月初めに風邪をひいたことにある。そのとき喉が痛かったのに、こともあろうに週一回の授業の日で、マイクを使って3コマをなんとかこなした。その夜から全く声が出なくなった。風邪は数日で治ったが、声だけが戻らない。しかもその週末はじょうJOURNEE PEDAGOGIQUEで、聞くだけにしておけばいいものをついつい口出し(といってもほぼ声になっていない)して悪化させたようだ。
冬休みまでの2週は、指示を紙に書いておき、その都度学生に見せるという文字通りの"SILENT WAY"(教授法本来のやり方とは異なる)で行った。学生は提示された指示に従い自主的にEXERCICES やACTIVITESをやっていた。

この間、近所の耳鼻咽喉科に通っていた。毎日吸入に行き、薬も呑んだ。以前に一度声が出なくなった時は同様の治療で一週間くらいで声が戻ったので、今回も同じだろうと思っていた。だが、漸くなんとか話せるようになったのは新年になってからである。しかも、本来の自分の声ではない。そして、歌えない。音域が狭くなり、声が裏返ってしまう。それなのに、新年第一回の診察で、これ以上は時間の問題、と、診療を打ち切られてしまった。
ここで、JOURNEE PEDAGOGIQUEで久しぶりに会った竹内さんが教えてくださった「専門のボイスクリニック」に電話してみた。予約が取れたのは大分先の日で受診が待ち遠しい。

受診当日はまずアンケートに答える。かなり細かい質問の傾向から、ここの患者は声楽家か教師が多いのだろう、と思う。
さて、診察。まず医師と少し話して、次に4Kカメラで声帯を撮影。色々な高さの声で「あ〜」と言わされる。そして、自分の声帯の画像を見ながら説明を受ける。声帯が炎症でゆがんでいてきちんと閉まらないので良い声が出ないのだと言われた。実際の治療は、服薬と吸入。「ステロイドは使いたくないけど、緊急だから短期間少なめに使用しましょう。」と、「リンデロン点眼・点耳・点鼻液0.1%」を処方された。これを吸入薬として毎日使用するため、家電量販店で吸入器を購入した。
一週間ほどで声は格段に回復、一ヶ月後にはオペラアリアも歌えるようになった。2月と3月は月一回だけの受診となり、3月半ばの受診で診療終了。「声帯の右側下部の裏側にまだ少し炎症がありますが、これは時間と共に治るでしょう。それに、声に関わるのは声帯の表側なので発声に支障はないですよ。」とのことだった。

現在、吸入器は声にストレスがかかったとき塩のみを入れて使っている。喉の奥に何かひっかかるような(咳払いをしたいような)状態がなくなり、快適である。
皆様も、どうぞ声は大切に。仕事との兼ね合いもありますが、私のような目に遭わないためにも無理は禁物です。でも、もしクリニックや吸入器についての情報が必要な時はご連絡ください。
(keikouzawa234アットマークgmail.com)




***************************************
PEKA (ペダゴジーを考える会)News Letter
配信システム:まぐまぐ
http://www.mag2.com/

*PEKAの活動について詳しくは
http://peka-web.sakura.ne.jp/

* PEKAへのカンパは以下の口座でお受けしています。
郵便振替口座 00120-1-764679  PEKA
***************************************

◎PEKA (ペダゴジーを考える会)News Letter
  のバックナンバー・配信停止はこちら
⇒ http://archive.mag2.com/0000228585/index.html 
  このメールに返信すれば、発行者さんへ感想を送れます。

上へ


Pékaトップページ     過去ニューズレターMENU