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NO.126

 

<文学作品を授業にどのように取り入れているか>

<EDFJの刊行について(つづき)>

05/04/2011

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     PEKA (ペダゴジーを考える会) News Letter no.126
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新年度の始まりです。
皆さん、お元気ですか。
今回の災害で被災された方、またその方々や地域に縁のある方に、心からお見舞い申し上
げます。
大変な日本になってしまいましたが、一日一日を大切に、ひとりひとりが元気になってい
ければと思います。
頑張りましょう。(K.U.)

■□■ 次回例会のご案内 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
*前回より場所が変更になっています。ご注意ください。

日時:4月16日(土)14:30〜17:30
場所:こどもみらい塾
(〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-13-8 第5伊藤ビル2F)
地図参照 http://www.kodomomirai.co.jp/access/
* どなたでもご参加いただけます。参加費は無料です。

◆第1部 <文学作品を授業にどのように取り入れているか>
「文学」の授業はもとより、別の観点からも文学作品を授業で使っている方は多いと思
います。教材例などを持ち寄って話し合いましょう。
◆第2部 <EDFJの刊行について(つづき)>
#今年度より、とくに司会を設けず話し合う形式をとります。下記参照。

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■□■ 2011年度例会日程 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
以下のとおりです。メモをお願いします。

4月16日、6月18日、9月17日、10月22日、12月3日、2月18日
いずれも(土)14:30〜17:30
場所については、例会ごとに案内をご確認ください。

■■■【2011/2/11例会報告】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2月の例会は、会場も新たになり、初めて参加された方や久しぶりに顔を出してくださっ
た方もいて、自己紹介とそれぞれの近況報告から始まりました。次に例会のテーマに添っ
た意見交換、最後にPEKAの今後についての話し合いとなりました。

1.「文法」を考える
特に司会者を決めずに、おのおのが発言する事にしました。それぞれの発言の中に、次の
様な事が浮き彫りになりました。

○カリキュラムの問題:初学者に多くの事を求めすぎて、フランス語への興味を喚起でき
ない。一年経ったときに学習者にどのようになっていて欲しいかというビジョンがない。

○文法と会話との関係:第二外国語の場合、ちょっと会話ができればいい、というような
意識で、きちんと外国語として教えていない。正確な文を使って会話をしてこそ、学習が
継続されるという意識がない。

○「文法」のとらえかた:「文法=言語」ではない。フランス語の授業では、意味や文化、
音韻なども教えるべきであるのに、文法を教えることが重要だと思われている。評価の対
象も文法になりがちである。

○「理解」のための文法:「内容の理解」、特に和訳(翻訳ではなく)のために文法を教え
ているのではないか。日本語にするときには、冠詞の意味や数の概念が曖昧でも通用して
しまう。フランス語で表現しなければ、文法をきちんと捉えることはできない。

○教え方の問題:フランス語の文法が初学者の発想の域を越えたものであるという認識が
ない。例がたまって初めて理解できることがあるということや、試行錯誤させてわからせ
るということが考えられていない。自分が受けてきた授業のイメージにとらわれないため
にも、「学習者にとって何が必要なのかということに気付く」経験が必要である。

2.PEKAの今後の運営
当日欠席だった人からも意見が寄せられました。出席者の意見もふまえて、次のように落
ち着きました。

□日程:だいたい今までどおりで。土曜日の午後に仕事があり出席できない人もいるが、
私たちの職種では全員が都合の付く日程を見いだすのは困難である。(興味があるテーマで
も出席できないときは、前もってメールなどで「参加」してください。)
□場所:所属の教育機関の場所を提供してもらう事も考える。

□例会:司会者は決めない。集まった人がお互いに自分の事を話す ECHANGES の場と考え
る。

□News Letter:もとより形式は特に決まっていないので、長さ、内容ともに書く人の自
由に任せる。
□EDFJ:次回の例会で話し合う。

本来PEKA「PEDAGOGIEを考える会」は、職種、年齢、就業形態等にかかわらず参加者が自
由に交歓(意見交換?質問?相談?)をする場です。例会前後の負担はなるべく少なく、
参加する事に重点を置いた活動をしていきたいと思います。
(K.U.)

 


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