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NO.125

 

第1部 <私と文法> 司会:当日に決定

第2部 <ペカ今後の運営について(つづき)> 司会:土屋さん

2/2/2011

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     PEKA (ペダゴジーを考える会) News Letter no.125
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■□■ 次回例会のご案内 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

第1部 <私と文法> 司会:当日に決定
●文法についてのそれぞれの考えを持ち寄り、話し合います。
第2部 <ペカ今後の運営について(つづき)> 司会:土屋良二さん

*いつもと場所が異なります。ご注意ください。
日時:2月19日(土)14:30〜17:20
場所:こどもみらい塾
(〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-13-8 第5伊藤ビル2F)
地図参照 http://www.kodomomirai.co.jp/access/

* どなたでもご参加いただけます。参加費は無料です。

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■■■【2010/12/18例会報告】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


第1部 <教員の先入観>:飯田良子さん

1)「先入観」とは? 何に対して?
まず参加者全員で先入観という言葉の定義について話し合った。先入観にはネガティブな
ものもあれば、ポジティブなものもあり、直接何かする前に別からの不十分な知識でなに
がしかの評価を与えるもの、思い込み、固定観念や期待と言い換えられる。
次に全員でブレインストーミングをして、教員の先入観の対象として、学生、教材、教師
の役割、同僚の教え方、学校のレベル、授業(のあり方)、立場(対・職場)、など様々な
対象が挙げられた。

2)先入観をどうする?
では先入観にどのように対処していけばよいのだろうか。以下の意見が出された。
- 先入観と現実との誤差が認識されて修正できれば、先入観はすでに現実に対応した建設
的な認識になる。
- あやしい、おかしいと思ったら確認をするというように、現状認識を徹底する。
- 構えたり、手抜きしたりしない、つまり見た目にとらわれて「こういうものだ」と思う
のをやめる。
- 学生の好み、興味に関しても先入観や、変な限界を想定しないほうがいい。相手の興味
にフォーカスをしなくても、むしろ学生の知らないことを話題にしたほうがいいのではな
いか。

3)成功体験(〜先入観)をあきらめる?
飯田さんは成功体験と先入観が密接に関わっているのではないかという仮定から、先入観
が現状認識を妨げる例を紹介した。通常は非常にうまくいく教え方を自負していたのに、
それがうまくいかない環境があったのである。こうした状況に陥ると、それを相手のせい
にしたり、責任転嫁先を探したりしがちだが、自分側の問題としてとらえ、対象に合わせ
て自分側のやり方を軌道修正する必要性を主張した。

4)ディスカッションとまとめ
上記の問題に関して自由討論がなされ、次のような意見が出された。
- 先入観は偏見や固定観念に陥ってしまう可能性があることことに気を付け、現状認識を
怠らないようにしよう。
- すぐに判断をせず、むしろ先延ばしにし、断罪はしない。
- 一人で悩まずに人と相談する、視点を変えるといい。
「たまには振り返ること、自分のやり方を変えることも思い出しながら仕事をするとより
実りあるものになるのでは」という飯田さんの言葉が、例会のまとめとなった。
長いキャリアを持つ優れた教師も、いつもうまくいってきたやり方が通用しないことがあ
るということに対して単純に驚いた(ベテランになればすべてがうまくいくだろうという
筆者の先入観)が、現状認識によって先入観を克服し、自分側のやり方を変えて対応する
ことで、事態を好転させる糸口を探る謙虚な姿勢と努力に頭が下がった。ここまで自分な
らできるだろうかと自省する良い機会になった。(HN)

第2部 <ペカ今後の運営について>
1)NLについて
メールマガジン化で字数制限がなくなった例会報告だが、報告者の負担を軽減するために、
あえて短くすることに決定した。

2)EDFJについて
次号の20号は発行するが、その後については打ち切りの方向も視野に入れてさらに話し
合う。

3)ペカの今後について
会として機能しなくなった、もう限界なのでは、これまでのペカを第一期ペカとしてここ
で終了させ散会とし、また必要に応じて再開すればいいのではないかという意見が出され
た。今後の対処的対策としては、次号のNLを早めに出し、こうした状況を踏まえて皆さん
の意見を聞き、次回例会で話し合う。地方の方/来れない方は知人に意見を託したり、メ
ール等で対応する。


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