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タイトル:フランス語教育研究会(仮称) ミーティング報告

担当者:

テーマ:なし

キーワード:なし


フランス語教育研究会(仮称)

ミーティング報告

いよいよ新学期!みなさん、ご多忙のことと存じますが、いかがお過ごしですか?

去る2月17日(土)、フランス語教育を考える会合(名前はまだ決っていません)の第1回めのミーティングが日仏学院において行われました。これからこの会合をどのような形で進めていったらよいのか、どんなテーマがよいのかなどについて、いろいろな意見が出されましたので、以下に簡単にご紹介します。

★どんな会にしたらよいだろうか?……

・テーマを決めて、研究発表をしたらどうか。1〜2ヵ月時間的な余裕があれば、自分の授業でやってみることもできるのではないか。

・具体的な目標を定めることが必要ではないか。そうしないと長くっづかないのでは?

・「実践報告」的なことと、「理論的」なことの、2本だてでいったらどうか。

・Journée(s) pédagogique(s) と何がちがうのかを明確にしておきたい。

 継続的にやれるようなことをみつけたい。

 インフォーマルな場にしたい。

 共通のベースがないと、話がかみあわないから、出発点をまずみつけることが必要だ。

・日本のフランス語教育関係でいろいろな論文がこれまでにも出ているはすだから、そうしたもののbibliographieをつくったらどうか。

★どのくらいの頻度で集まるのがよいだろうか?……

2ヵ月に1回ということではじめてみよう。

★どんなことで日頃困っているのか、何について知りたいか?……

(1)受験や入試で、フランス語の文をどうしたら良い日本語におきかえられるかという問題

(2)実践報告としては、たとえば次のような視点から考えたらどうだろうか。

既成の教材を使いながら、ゲームやロールプレイなどのactivitéを取り入れたいと思う。

どういうものを取り入れたらうまくいくのか。

フランスで作られた市販教材の中には、自分たちの授業や学生には不適切なものがある。

それをどうやって扱うのか。

「部活」にフランス語を取り入れる場合、どうやったらいいだろうか。

長期的には、ゲームやロールプレイなどのリソースブックを出したらどうか。

documents authentiques のようなものも、持ち寄ってうまくいった部分、うまくいかなかった部分を話し合うのは興味深いのではないか。

(3)ヒアリングの問題

日本人の学生は、どんな音/syntaxe/vocabulaireが聞き取れないのか。

みんなで共通のものを授業で試してみたりできるとよいのではないか。

(4)専門書を参照しながら、それを土台にしていくほうがよいのではないか。

文献を紹介し、互いの経験を交流しながら視野を広げる、というほうが成果が上がるのではないか。

 

などなど……話は尽きませんでしたが、とりあえず、次回のミーティングは4月21日(土)午後2時半より、日仏学院salle17で行われます。

何人かの方から実践報告がありますので、お誘い合わせのうえ、ふるってご参加ください。

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